高知酵母とは、土佐酒の特徴づけを目指して開発された酵母のことで
特に吟醸香に特徴をもつ酵母です。
高知県工業技術センターの上東 元醸造技術振興監によって
全国的な吟醸ブームの前より開発されてきました。
高知県では現在約30種類ほど保有していますが、
香りの出方で大きく4つの種類に分けることができます。
(1)酢酸イソアミルを主に生産する酵母
A-14、AA-41など
(2)カプロン酸エチルを主に生産する酵母
CEL-11、CEL-66、CEL-19、CEL-24など
(3)酢酸イソアミル、カプロン酸エチル両方を生産する酵母
AC-17、AC-95、AC-31、AC-85 など
(4)香りがおだやかで昔ながらのクマモト系酵母
61KAI、クマモト低酸性など
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